ジュニアNISAとは?

ジュニアNISAとは、2016年から開始された、未成年者(0歳~18歳)を対象とした非課税の投資制度です。ジュニアNISA口座を開設して、株式や投資信託などの金融商品を購入すると、配当金や譲渡益が非課税になります。

メリット

  • 配当金や譲渡益が非課税になる
  • 年間80万円の非課税投資枠がある
  • 5年間の非課税期間がある

注意点

  • 未成年者本人が運用管理を行うことができない
  • 株式や投資信託などの金融商品に投資することになるため、元本割れを起こすリスクがある

口座開設方法

ジュニアNISA口座は、証券会社や銀行などの金融機関で開設できます。口座開設には、以下の書類が必要です。

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証など)
  • マイナンバーカード(または通知カード)
  • 口座開設申込書

投資できる金融商品

ジュニアNISAで投資できる金融商品は、次のとおりです。

投資期間

ジュニアNISAの投資期間は、5年間です。この5年間の間に、ジュニアNISA口座で購入した金融商品を売却すると、配当金や譲渡益が非課税になります。

非課税投資枠

ジュニアNISAの非課税投資枠は、年間80万円です。この80万円の枠は、1人1口座につき適用されます。つまり、1人の未成年者が複数のジュニアNISA口座を開設したとしても、非課税投資枠は年間80万円です。

注意点

ジュニアNISAには、次の注意点があります。

  • 未成年者本人が運用管理を行うことができない
  • 株式や投資信託などの金融商品に投資することになるため、元本割れを起こすリスクがあります。
  • ジュニアNISA口座は、1人1口座に限り開設できます。
  • ジュニアNISA口座は、2023年12月31日をもって新規口座開設の受付が終了します。
  • ジュニアNISA口座は、2030年12月31日をもって廃止されます。

まとめ

ジュニアNISAは、未成年者の資産形成を支援するための制度です。しかし、投資にはリスクが伴うため、十分に理解したうえで利用するようにしましょう。